岩波先生のセミナーやプログラムについて

僕は親に連れられて岩波先生の所を訪問しました。
でも、きっかけは親でも、実際に受けるのは僕です。
中には、親が無理矢理岩波先生のところに連れて行けば何とかなる、と思って、連れてくるケースがあるみたいですね。

これは最悪です。
万が一、その子供が岩波先生のことを好きになったとしても、親に対して反発をするでしょう。
ましてやそれまでの流れで、親子関係に亀裂が走っている場合、ちょっとやばいです。
僕に置き換えると、僕はある程度自主性があったんで、親が連れて行かなくても、積極的に通っていました。
結果、僕の人生ががらりと変わったわけですが、それを可能にしてくれた岩波先生の能力を持ってしても、できないことがあります。
それは、自主性のない人をいい方向に変えてやることです。

深いトランス状態に誘導してくれて、暗示を入れてくれさえすればいいじゃん、と軽く思っている人もいるかもしれません。
岩波先生の評判の高さから勝手にそう受け止める人もいると思います。
でも、そういう感動している人は、自主性を誰よりも強く持って、プログラムを真剣に受けています。
(体験記を読めば、その人の取り組み具合がわかります。みんな頑張った人たちばかりです)

でも、暗示は他者暗示といっても、最後は自己暗示みたいです。
僕もそう思いましたね。
つまり、暗示をかけるのは最終的に自分でしかいない、ってことですね。
嫌々連れてこられた人間が、いくら変わりたい気持ちがあったとしても、自主性なんか発揮できるはずないし、暗示にかかる自分を絶対受け入れません!!

なので、親だけがやる気になっても、当人が受ける気なしなら、先生の時間の迷惑になるので、プログラム参加を遠慮しておいた方がいいと思います。
僕も無理矢理だったら、絶対に気分が晴れないまま通って、暗示にかからなかったし、家での課題なんてやらなかったなー。
ここが本人以外が申し込みする時の一番の問題ですよね
先生も最初からそういうケースはわかるので、断っているみたいですが。

あともう一つ、あります。
親が無理矢理のケースで、当人が先生を気に入った場合もあります。
これを期待して、親は嫌がる子供を連れていくわけだけど、さっきも言ったように、親子関係がますますこじれます。
先生は好きだけど、親が嫌いだから、あえて通わない、という選択肢です。
この気持、僕はよくわかります!
親の困った顔を見たいから、反発して通わない、ってことですね。

それに、岩波先生のプログラムは、とっても特殊で、自主性を持って望まない人にとっては、すごくレベルが高すぎて、また他に二つとないものだから、「なんなんだ!?」と思うはず。
日常からは想像つかないものだから、心に負担がかかるかもしれません。
もともと神経が細くなっている人にとっては、無理矢理連れてこられた世界に驚くと思います。
カウンセリングじゃないんだし。
(そりゃ、驚きますよ~! とにかく驚愕の世界なんだから。ある程度脳の動きや催眠、暗示、瞑想を経験してきた人なら、クッションがあっていいらしいけどね!)

自らプログラムの申し込みをする人には関係ない話ですが、僕を含めて、親や第三者が連れてくるケースが多いようなので、その時の当人の心理を書いてみました。
子供だけじゃなくて、成人した人も連れてこられてくるケースもあるのだから。

最後に、先生は子供の扱い方がとても上手です。
大人でも手玉にとるように扱い上手ですが、だからといって、プログラムに少しも自主性を持って望めないケースの人は、今後の親子関係のためにも無理矢理連れて行くことだけは避けましょう。

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